教育評論第38巻第1号
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70 コロナ禍により運休となった石垣空港と台北桃園空港を結ぶ定期航路も、2024年2月1日現在、再開していない。71 [藤田 2010]72 この海域における海上交流については、[森平 2021]などを参照のこと。73 2022年12月27日 柿沼撮影74 2022年12月28日 柿沼撮影75 2022年12月27日 柿沼撮影76 2022年12月27日時点77 「三通」とは中華人民共和国と中華民国との間の「通商」「通航」「通郵」を意味する語で、大陸の福建と金門・馬祖との間で行われる「三通」を「小三通」と称する。78 廈門と台北の間には直行便があるものの、厦門から金門まで船で渡ってから、飛行機で台北へと向かう方が運賃が安いため、この経路をたどるという。79 対岸の廈門をのぞむレーダー基地をバックに観光客が記念撮影を行うなど、軍事的緊張がほとんど感じられないところもある。80 『朝日新聞』2018年8月6日付朝刊81 2023年8月28日 柿沼撮影82 2023年8月28日 柿沼撮影83 スティーヴン・A. ロイルは、これを「資源としての隔絶性」という言葉で表現している[ロイル 2018]。84 2023年8月28日 柿沼撮影流行』(書籍工房早山、2007)岩下明裕『入門 国境学 領土、主権、イデオロギー』(中央公論新社、2016)岩下明裕・花松泰倫編著『国境の島・対馬の観光を創る』(国境地域研究センター、2014)打越あかし「改正離島振興法概説」(『季刊 しま』231、2012)大田静男「八重山の歴史と風土」(新崎盛暉ほか『観光コースでない沖縄 第五版』高文研、2023)大野淳・中村克彦「離島振興法の改正について」(『季刊 しま』231、2012)柿沼亮介「朝鮮式山城の外交・防衛機能の比較研究からみた鞠智城」(『鞠智城と古代社会』2、2014)────「対馬をめぐる「国境」認識の歴史的展開」(『早稲田教育評論』35-1、2021a)────「古代国家による辺境支配と鞠智城の機能の変質の相関」(『鞠智城と古代社会』9、2021b)────「日本古代の国家領域と「辺境」支配」(『早稲田教育評論』36-1、2022)────「古代西海道の「辺境島嶼」と「越境」する人々」(『民衆史研究』105、2023a)────「「日本」の境界としての南西諸島の歴史的展開」(『早稲田教育評論』37-1、2023b)門田岳久『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学 ──地方からの■逆』(慶應義塾大学出版会、2023)川島真『中国のフロンティア ──揺れ動く境界から考える』(岩波新書、2017)佐伯弘次『対馬と海峡の中世史』(山川出版社、2008)参考文献安里進「7〜12世紀の琉球列島をめぐる3つの問題」(『国立歴史民俗博物館研究報告』179、2013)荒木和憲『中世対馬宗氏領国と朝鮮』(山川出版社、2007)────『対馬宗氏の中世史』(吉川弘文館、2017)ベネディクト・アンダーソン著、白石隆・白石さや訳『定本 想像の共同体 ナショナリズムの起源と75

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