0.840.670.900.860.840.930.870.820.910.880.840.530.870.941.300.760.79χ2されていない競技についても除外した。まず、中学校の各部活動について100人あたりの事故発生率およびCochran-Armitage検定の結果としてχ2をTable1に示す。事故発生率が最も高い部活動はいずれの年度においても柔道部であった。他方、柔道部も含めた全体的な傾向として、2011年度と2019年度の比率(右2列)を見ると、スキー部を除いた全ての活動は1を下回っており、2019年度の時点で8年前と比較して減少している傾向が見える。この傾向が有意であるかを確認するためにCochran-Armitage検定を行なった結果、スキー部・スケート部を除き有意であった。すなわち、スキー部・スケート部の2つの部活動には傾向性が確認されなかったものの、それ以外の15部活動では事故発生率が減少傾向にあるとわかった。次に、高等学校での結果をTable2に示す。高等学校ではラグビーフットボール部の事故発生率が突出していた。全体的な傾向については、中学校と異なり、2011年度と2019年度の比率は多くの部活動が1を上回っていた。Cochran-Armitage検定の結果、有意であった部活動はホッケー部を除いて増加傾向であった。201217.7513.1715.1713.2213.8912.5211.2411.539.486.235.224.183.934.025.222.161.64201317.7813.4815.1512.5113.5212.1910.9910.079.476.165.112.364.054.084.852.131.62201417.5715.5115.1412.7713.9512.4511.4810.549.776.415.073.334.204.194.982.131.57201517.7614.8615.2313.8214.0912.8911.2411.019.966.475.192.344.134.115.022.101.58201617.7113.5715.0013.2613.5212.8611.2210.689.876.135.115.224.464.124.822.021.62201716.9515.0814.8713.4613.1612.9710.7310.039.656.114.804.894.234.133.651.851.49201816.2313.0114.2013.0212.3412.5210.319.299.115.644.582.983.883.734.351.901.42201915.0610.5113.8012.0211.4211.869.738.488.485.294.372.443.483.574.461.611.26100.97***6.66**352.51***14.43***114.01***6.82**302.59***35.63***36.59***171.86***95.8***0.9214.82***35.76***0.0247.99***147.96***149年度201117.8815.7315.2813.98ソフトボール13.59サッカー/フットサル12.8211.25バレーボール10.389.346.035.194.563.993.803.432.121.61柔道相撲バスケットボールハンドボール体操/新体操軟式野球陸上競技剣道スケートバドミントンソフトテニススキー水泳卓球**) p<.01,***) p<.001 Table1 中学校における各運動部活動での100人あたりの事故発生率(2011〜2019年)2019/20113.結 果3.1.事故発生率の全体的傾向
元のページ ../index.html#155