早稲田教育評論 第37号第1号
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0.60.23.22.98.39.60.80.53.63.24.分析結果4.1.大学・大学院への進学希望と学習時間「大学院進学を希望する生徒と、大学学部までの進学を希望する生徒では、学習時間に差異があるのか」(1)学習時間表2 希望する大学の教育段階(学年別)修士課程13.310.3図1 学習時間本分析では、生徒が希望する教育段階(大学学部、修士課程、博士課程)によって、3グループに分け、グループ間の学習行動や学習に関わる意欲・態度などについて比較を行う。そのため希望する教育段階が未定のものは分析対象外となる。また、分析に用いるのは、授業以外の学習時間数、教科学習や探求学習などへの意欲、学校外での学習活動(スポーツクラブ、図書館利用等)への参加や利用などである7。高校生の大学学部、修士課程、博士課程への進学希望と、当該生徒の学習行動について、まず学習時間に着目して分析を行う。3グループそれぞれの学習時間(平日、週末)の平均値をグラフで示したのが、図1である。平日では、博士課程希望者と他2グループ間で有意差があり(p<.001)、週末については、3大学学部61.51年生70.62年生66.63年生66.1合 計博士課程その他129未定100.0(1,439)100.0(1,310)100.0(1,244)100.0(3,993)26.516.615.819.9% 合計(n)

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