4 鈴木正弘「民国期の歴史教科書におけるナショナル・アイデンティティの方向性─中等学校「中5 周慧梅『近代民衆教育館研究』、北京師範大学出版社、2012年。6 朱煜『民衆教育館与基層社会現代改造』、社会科学文献出版社、2012年。7 李冬梅「抗戦前江蘇省立民衆教育館事業活働述評」、『揚州大学学報(人文社会科学版)』、2010年8 孫一凡「江蘇省立徐州民衆教育館与近代徐海地区基層社会」、『淮海工学院学報(人文社会科学版)』、9 これは、呉科達が国民政府の『教育部公報』、『申報』、そして国民政府が発行した審定教科書目録などの関連資料から整理した数値である。呉科達『臣民還是公民−教科書審定制度和思想道徳教科書(1902−1949)』、中国社会科学出版社、2013年、114頁。106国史」教科書における総論部の分析─」、歴史教育史研究、2009年第6巻、19〜36頁。第14巻第6期、90〜95頁。2016年第14巻第11期、69〜73頁。10 張炯「民衆学校課本改編之我見」、『教育与民衆』1934年第6巻第3期、461〜464頁。11 その主な理由は、①清国の旧例では、海軍は五色旗を一・二品の大官の旗としていた。今満清の国旗を廃してその官旗を用いるというのは、体を失うことを免れない。②その意味を五大民族とするが、その分配して色で代表するのに、意味を取ることが確かでない。③すでに五族平等を言うのに、上下に配列するのは、階級があるようである。(出典:小野寺史郎『国旗・国歌・国慶:ナショナリズムとシンボルの中国近代史』、東京大学出版会、65頁。)12 小野寺史郎『国旗・国歌・国慶:ナショナリズムとシンボルの中国近代史』、東京大学出版会、 2011年、208頁。13 同上、『国旗・国歌・国慶:ナショナリズムとシンボルの中国近代史』、222頁。14 国史館審編処『国民政府档案(1)中華民国国旗与国歌史料』、国史館、2002年、367〜369頁。15 砂山幸雄「「支那排日教科書」批判の系譜」、並木頼寿他編『近代中国・教科書と日本』、研文出版、2010年、355頁。16 「教育部関於我国中小学教科図書編審情形節略」、中国第二歴史档案館編『中華民国档案資料彙編』第五輯第一編教育(一)、江蘇古籍出版社、1994年、94頁。17 前掲3、『近代中国・教科書と日本』、357頁。18 溝口雄三『中国の公と私』、研文出版、1995年、84頁。19 同上、『中国の公と私』、85頁。20 ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体:ナショナリズムの起源と流行』、白石隆・白石さや訳、書籍工房早山、2007年。
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