早稲田教育評論 第36号第1号
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(N=806)(N=733)(N=718)(N=628)4.2%2.7%0.6%0.4%0.4%0.3%1.0%0.3%0.6%2.2%0.8%1.4%1.5%1.5%1.4%(N=575)(N=518)(N=1,434)(N=1,308)1.5%8.5%0.7%1.5%0.7%0.5%4.9%7.9%1.0%2.3%8.6%7.9%(N=1,236)1.0%0.8%3.6%9.6%属・系属校(選抜)」では、附属・系属校推薦を希望する生徒は1年生でも40.8%と4割程度にとどまり、3年生になると35.1%と下がる。「附属・系属校(選抜)」の一般入試を見ると、1年生の16.2%が3年生では32.8%と増えており、大学進学方法がまだ決まっていない生徒は、1年生の18.2%から3年生で1.5%に下がる。「附属・系属校(選抜)」の生徒は、3年生になると一般入試や、AO・自己推薦入試などに希望を決めていると考えられる。これ以降の分析で使用する附属・系属高校の3つの大学進学ルートについて、表2に基づき確認しておく。「附属・系属校(全入)」の学校において「附属・系属校推薦」を希望する生徒が取るルートを「推薦(全入)ルート」とする。また、「附属・系属校(選抜)」において、「附属・系属校推薦」による進学を希望する生徒のルートを「推薦(選抜)ルート」、「一般入試」を希望する生徒のルートを「一般入試ルート」とする(12)。本稿では、大学進学ルートに着目し、「推薦(全入)ルート」、「推薦(選抜)ルート」、「一般入試ルート」という3つの大学進学ルートを取る生徒を対象として、彼(女)らの学習に関する意識や学習意欲、学習時間を比較、分析する。大学進学ルートによって、大学進学のために努力が必要だと思っている生徒の割合は異なるの761年生附属・系属校(全入)2年生94.3%3年生95.8%1年生40.8%附属・系属校(選抜)2年生36.7%3年生35.1%1年生70.0%合計2年生69.0%3年生70.4%早稲田教育評論 第 36 巻第1号表2 大学への進学方法(希望)附属・系属校推薦一般入試指定校推薦0.9%92.8%16.2%21.7%23.3%18.6%32.8%21.0%10.0%11.1%14.6%AO・自己推薦その他まだ決まっていない0.1%合計100.0%100.0%100%100.0%18.2%15.8%100.0%100.0%10.3%100.0%100.0%100.0%3.3.3つの大学進学ルート4.分析結果4.1.大学進学に関する意識

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