23 Finland Ministry of Education and Culture Website, “Museum policy programme”, (最終閲覧日2021/9/23) 24 The Art Testers Campaign Webサイト(最終閲覧日2021/9/23) https://www.taidetestaajat.fi/?artType=overall25 同上.26 The Art Testers Campaign,“ART TESTERS ON THE MOVE”, (最終閲覧日2020/12/5) https://www.27 日本において博物館教育(博学連携)が進展しない理由の一つとして、宇野は欧米との教育制度の違いを挙げ、次のように指摘している。「教員は学校の行事、課外活動、保護者対応などさまざまな業務を行わなければならず、多忙化している。交通手段の確保や事故がおこったときの責任の所在のあり方など、博学連携活動を展開しるうえでの課題も多い」(宇野2016)。このように、ミュージアムでどのようなプログラムが実施されるかという以前に、「交通手段の確保」等の学校からミュージアムへの物理的なアクセスについての課題も、わが国で博学連携が進まない理由の一つとして指摘されている。 (参照:柿﨑博孝・宇野慶(2016)『博物館教育』玉川大学出版部, p.56.)28 The Art Testers Campaign Webサイト“Journeys”参照, (最終閲覧日2021/9/23) https://arviot.taidetestaajat. 29 Google Mapより、ロヴァニエミとヘルシンキの距離を約800㎞として計算。30 このほか、子どもたちのフィードバックでは、 “ What was the art like?” という設問に「おかしい(Funny)」12%、「素晴らしい(Brilliant)」11% と回答しており、必ずしもネガティブな意見のみではなかったことを付記しておく。31 M・チクセントミハイ著, 浅川希洋志監訳(2016)『クリエイティヴィティ フロー体験と創造性の心理学』 世界思想社, p.122.32 同上, p.158.33 本論では、ミュージアムで学習プログラムを企画する役職として、Educational CuratorとCurator 34 収録にあたっては、本人に同意の上ICレコーダーを使用してインタビュー内容を録音し、データ収集を行った。35 Kiasma Webサイト “Babies play with colour” (最終閲覧日2021/9/23)https://kiasma.fi/en/workshops/36 毎週土曜日に定期開催される「土曜日ワークショップ(SATURDAY WORKSHOPS)」では、「インスピレーションをアートに(“TURN INSPIRATION INTO ART”)」をスローガンに、様々な技巧を実体験できる場が設けられている。詳細は、下記Webサイト参照。 https://ateneum.fi/en/workshops/saturday-workshops/ (最終閲覧日2021/9/23).37 佐藤一子編著(2003)『生涯学習がつくる公共空間』柏書房,p.123.参考文献渡辺幸倫編著(2019)『多文化社会の社会教育 ─公民館・図書館・博物館がつくる「安心の居場所」─』明石書店.独立行政法人国立文化財機構(2017)「文化施設の観光誘致・多言語化推進に係る調査報告書」.ヨーロッパミュージアム統計委員会(European Group on Museum Statistics:EGMUS)(2004)「ヨーロッパのミュージアム統計の手引き(A Guide to European Museum Statistics)」(最終閲覧日2021/9/23)203valtioneuvosto.fi/bitstream/handle/10024/160820/OKM13_2018.pdfhttps://minedu.fi/en/museum-policytaidetestaajat.fi/info.fi/?artType=overallof Educationを併せてエデュケーショナル・キュレーターと呼称する。
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