早稲田教育評論 第36号第1号
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RQ1:オンラインEAP/EMI授業で、学生はどのようなタスクを経験していたのか(文学・文化系または言語学・応用言語学系といった科目上の分類)や授業形態、履修者数などの情報に基づき分類を行った結果、16の授業に分類できた(内訳:EAP=5; EMI=11)。各オンライン授業の概略は表4の通りである。実際のインタビューでは参加者や担当教員への配慮として具体的な科目名・教員名を出していないインタビューもあったが、表内の情報以外にも履修可能年次や科目区分(選択必修や選択科目など)、学期、曜日・時限、授業内容などの情報を総合的に踏まえ、明らかに同一と判断できるものは具体的な科目名を出していなくても同一科目とした。また、科目系統や授業形態が一致しているためEMI4とEMI11が表内の情報のみでは同一科目のように思えるが、教科書指定の有無や授業内容が異なるという点から別科目として分類した。インタビュー内で特定・分類できた16の授業から、タスクに関して言及している部分を抜粋した結果、計124の抜粋が抽出できた。次に、その124の抜粋を資料1のタスク一覧と照合した結172語学、30名程度文学、20名程度言語学文学、50名程度言語学、40名程度文学言語学、40名程度スキル系、40名程度文学、60名程度言語学言語学、20名程度文学授業(該当者)*科目系統・履修者数**EAP1(B, C)EAP2(B)EAP3(B)言語学、20名程度EAP4(C, D)言語学、30名程度EAP5(C, D)文学、30名程度EMI1(D)EMI2(E)EMI3(E)EMI4(F)EMI5(F)EMI6(G)EMI7(H, J)EMI8(I, K, L)言語学、20名程度EMI9(J)EMI10(M)EMI11(M)* 参加者AはオンラインEAP/EMIに該当する言及がなかったため除外**文学:文学・文化系;言語学:言語学・応用言語学系;履修者数が未記載の箇所は言及がなかったもの表4.インタビューで言及されたオンライン授業概略主に資料提示型、隔週リアルタイム型で補足説明リアルタイム型主にリアルタイム型、2回対面を実施主に資料提示型、最終週に1回対面を実施資料提示型主に資料提示型、3週に1回リアルタイム型オンデマンド型主にリアルタイム、3週に1回資料提示型資料提示型主にオンデマンド型、3回ほどリアルタイム型主にオンデマンド型、最終週に1回対面を実施リアルタイム型主にリアルタイム型、1回ハイフレックス型資料提示型主にリアルタイム型、1回対面を実施資料提示型授業形態

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